久野つれづれノート
質問のチカラ
およそ脳みその働きは面白いもので、聞かれると答えるけれど、聞かれないと知ってても黙っているというところがあるようです。
皆さんも経験があるかもしれませんが、時々予想していないような質問を聞かれて、「お、困ったな」と思った次の瞬間に自分の口が勝手に答えていることがあります。それで、「あれ、自分はこんなことを知っていたんだ!」と軽く自分に感動する瞬間みたいなものってありませんか。
でもそういうことは自分一人で考えてもなかなか辿り着かない答えだったりします。
そういう意味で「質問」は脳を活性化する最高の方法だと思うのです。
いい先生はいい質問を生徒に考えさせます。
いい上司は指示するだけではなく、いい質問をして部下の自発的思考を引き出します。
いいコーチは質問をするのが仕事です。
そうなると、自分で自分に質問することで一人でも優れた先生、上司、コーチに導かれるのと同じ効果を生み出せることに気がつきます。
では、どんな質問をすればいいでしょうか?
それはまた次回以降に書いてみたいと思います。