経営変革－大きな山を越えました

久野つれづれノート

Kazuyoshi Hisano　 2011年10月10日

経営変革－大きな山を越えました

１年半かけて取り組んできた大きな仕事が先週最大の山場を越えました。
特に最後の１ヶ月間は非常に多くの仕事をこなす必要があり、9月に筑波でのMBAの授業が始まったタイミングと重なったことでこれまで生きてきた中で一番の過密スケジュールで、文字通り多忙を極めました。

この仕事は昨年から私が所属する企業で取り組んでいるもので、社内の人々の働き方を変えてお客さんに注力できるようにするという動きです。
この仕事は規模のうえで私が今まで取り組んできた仕事の中で一番大きく、長い時間がかかっているものです。
過去に数億円の売上を上げるような仕事も何度かしてきましたが、いずれも短期間で対応することができるものでした。
ところが今回の仕事は１年半かけてようやく道半ば、大きな山場を越えたとはいえ、まだまだこれからが本当の勝負です。

この間、改めて変革の難しさを学ぶことができました。
ルールやツールを変えることも大変ですが、それに先立って関わる人の意識が変わらないと変革は骨抜きになります。
「意識変革が重要」という何度も聞いてきた話を、自ら体験することができたことは私の人生の中でも非常に大きな財産となりました。

変革は道半ばですが、引き続きこの仕事を続けて組織の中にしっかりと定着させたいと思っています。

私が参考にしてきた本をご紹介します。

カモメになったペンギン
John P. Kotter