修士論文（ビジネスプロジェクト）のテーマ

久野つれづれノート

Kazuyoshi Hisano　 2014年4月22日

一緒に卒業した同期が、近々新しく入学したばかりの方たちに修士論文（ビジネスプロジェクト）の体験談を話すと聞いて、色々と思い出してきました。

私は修士論文は本当に関心があることを選ぶのが大事だと感じます。
比較的楽にまとまりそう、とか、データが取りやすい、とか、実際に始めると色々と下心も出てくるのですが、そういった形でテーマを選ぶと先につながらない、卒業するためだけの論文になってしまってちょっともったいないです。
MBAの修士論文ですのでその後の研究につながるケースはごく稀だと思いますが、少なくとも自分の人生につながっていく内容であれば、やりがいもあるものですし、実際書いている時にはものすごく苦しいので、半端な気持ちだと逃げたくなってしまうのも事実です。

私の場合は、修士論文でテーマにした内容をその後の転職活動に生かし、かつ転職後の仕事で150%使っています。
テーマは「営業組織の強化」で、転職活動で思いっきりアピールして、今は営業部門の責任者で、しかもそこで検討したことを全て使って業績を伸ばしているので完全に予定通りです。
書いている時にはここまでうまく行くとは思っていませんでしたが、コーチング的に言うと、当初からゴールが明確にあったので、そのゴールに向かう道のりで必要な情報が集まってきて、自然と自分が目指す姿になってきたのだと思います。

基本的にはBeyond卒業を意識して、終わった後どこに進むのかを意識しながらテーマの選択を行うのがベストでしょう。

これから準備を始める皆さんにエールを送ります。
Good Luck！