いじめ

久野つれづれノート

いじめ

Kazuyoshi Hisano　 2012年8月1日

私は１歳から６歳までをアメリカのカリフォルニアで過ごしました。
小学校生活は日本で送りましたが、なかなか日本の学校になじめずかなりいじめられたのを覚えています。
「なんだこの外人」は、というようなことを言われていじめられていました。
たぶんだいぶ変わっていたのでしょう。

ただ、今でもそうですが、考え方がとても前向きなので、嫌なことがあっても前を向いて生きているうちに何とかしてきてしまったのだと思います。
いじめられた記憶は忘れないものですが、もっと楽しいことがあるので、その重みは薄れてしまいました。

その当時は早く大人になりたいな、と思っていました。
最近は、過去と現在と未来は同時に存在するということを知りました（これは物理学の話。解釈が間違っていなければ）ので、その時の自分が今もいるんだと思うと、不思議な気持ちになり、同時に頑張ろうという思いになります。

いじめられる痛みを知っているので、悲しい出来事がなくなればいいのに、と思いますが、同時に人間の本性を考えるとなくならないものだということも分かってしまいます。

シンプルな解決策がない難しい課題だと思います。

身の回りからいじめをなくす努力はできそうなので、何かできないかと考えています。