英語を学ぶ理由

久野つれづれノート

Kazuyoshi Hisano　 2011年1月23日

私たちはなぜ英語を学びたいのでしょうか。

仕事で必要だから。転職やキャリアアップに有利だから。外語人の友達が欲しいから。旅行に行ったときに自分で話したい。など、様々な理由があると思います。

私自身は英語を学ぶのは世界を知るためだと思っています。
もちろん、仕事で必要だというのは事実です。
ですが、本当のゴールは仕事そのものではなくて、仕事を通じて幸せになることです。

そして幸せになるためには、仕事だけでなく様々なことを同時に満たさなければなりません。

仕事の他にも家族や友達、趣味、収入・財産、地域社会や健康など重要なものがたくさんあります。
こういった複数のゴールを追い求めるためには、私は、高くて広い視野を身につけることが必要だと思っています。
苫米地先生が言う「抽象度が高い視点」です。

そういった視点を手に入れるために必要不可欠なスキルが英語だと思うのです。

私は、私たち日本人はあまりにも内向きすぎだと思っています。
すでに世界中がつながっている2011年の現在に至って、まだ世界との関わりをできるだけ先送りにしようと考えているふしがあります。
言うまでもなく、このままでいいとは思えません。
いやでも世界と向き合わざるを得ない時が来てしまいます。

そんな状況の中で世界とつながるためにまず必要なのが、世界の現状に関する一次情報に触れることだと思います。
つまり、英語で世界の情報をキャッチすることです。

「日本語でも世界のニュースは手に入るよ」という方もいるかもしれません。
たしかにそれは事実でしょう。
ですが、実際には日本の新聞やテレビを通した海外のニュースは相当選別されていて、しかもニュアンスが間違って伝えられています。
純粋に間違えているものもあれば、誰かの意図で情報が操作されている場合もあります。
そういった情報をいくら入手しても正しく世界を知ることはできません。

こういった意味で、私たちは自ら英語で一次情報を取得しないといけないのです。
そうしないと日本に縛りつけられたまま、誤った情報で、気がつかないうちに色々と追い込まれたり、搾取されたりする状況に追い込まれてしまうのです。

気づいていない方が多いとは思いますが、日本はすでにそういう状態に置かれています。
ですから、少しでも多くの方が気がついて、英語で書かれた1次情報を自ら取りに行くようにならないといけないと思うのです。

このことに私は本気で危機感を感じています。
そのため、微力ながら状況の打開につながる貢献をしたいと思ってこのブログを書いています。

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