「違い」はあるけれど

「違い」はあるけれど

家庭や学校での教育によって、人の優劣にフォーカスをしたものの見方を身につけてしまうとその後の人生で苦労します。
実際、 人には「違い」はありますが、そこに優劣の概念を持ち込む必要はないはずです。

ところが、優劣にフォーカスして生きていると、単なる「違い」を「差」と捉えてしまうようです。
「差」という言葉には潜在的に優劣という意味が含まれているので、「差」と捉えた瞬間に、差別が生まれ、争いが生まれる可能性が劇的に高まります。
※数学的な意味での差には優劣は入っていませんが、『あの人と自分の「差」』と言った場合、ほぼ間違いなく優劣の概念が含まれていると言えるでしょう。

人には「違い」はあるけれど、それは「差」 ではないのですよ、ということが早い時期から教えられていると世の中はもっと平和になるように思います。