AVATAR:臨場感を感じる世界

AVATAR:臨場感を感じる世界

アバターをDVDで見ました。
以前映画で見たのですが、その頃に比べて脳の機能への理解が進んだので、より多くのことを感じることができました。

脳はより強く臨場感を感じる世界を「本当の世界」だと感じます。
ですから、主人公がアバターの世界に臨場感を感じるようになると、人間としての生活よりもそちらが本物のように感じるようになります。
ネットの世界にはまっていて、そちらが現実よりもリアルに感じている人も出てきているようですから、それと同じことだと考えて頂ければいいと思います。

自分に対する認識も同じです。
自分が「本当の世界」だと感じたことは、脳にとっては本当の世界になります。
自分が日本の総理大臣だと信じ込んでいれば、脳にとってはそれが本当の世界になります。
それが現実にならないのは(一人にとっては現実ですが)、周りとの関係でその状態が維持されないからです。
私が自分は日本の総理大臣だと信じこんでも、周りがそう扱ってくれないので、それはただちには実現しません。
私を定義するのは周りとの関係だからです。
家族がいて、友人がいて、仕事があって、地域に住んでいて、そういった周囲との関係によってしか自分のことは定義できませんので、周りが認めないと私は日本の総理大臣にはならないのです。
逆に、みんながそうだと認めればそうなってしまいます。

このように、臨場感世界は、自分の認識と、周囲との関わりによって本当のものになります。
ですので、仕事であるポジションにつきたい場合には、そのポジションに自分がついていることを信じこむことと、周りの人がそうあるべきだと思うようになることが重要です。
いい臨場感世界を作り出して、望ましい人生にしてしまいませんか?

今日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。