前からぐいぐい読んでいく

久野つれづれノート

前からぐいぐい読んでいく

Kazuyoshi Hisano　 2011年3月6日

ですが、中学校で学んだ「戻って読む」ということが習慣になっている方も多いようです。
気持ちは分からないでもないのですが、やはり前からぐいぐい読むというのが英語力を高めるために必須の方法だと思います。

読む際には、一文を最後まで読み切るのがコツです。
文章を左から右に追い続け、行が変わったら続きを読み続ける。
文の頭から最後のピリオドまで、息を止めたような感じて読みとおすのです。

意味が分かっても、分からなくても最後まで行くのが良いと思います。

あまりに難しいとさっぱりわかりませんが、それを避けるために、読む文章は「自分が苦労なく理解できるよりも少しだけ上のレベルの文章」がいいでしょう。
単語で言えば、大体分かるけれど時々知らない言葉が出てくる。けれど文脈から大体予測がつく、というような文章です。

ぐいぐいを読んでいくと、徐々に前から読めるようになっていきます。

もちろん、仕事などで正確に意味をつかまないといけない場合には、前から読んだ後で辞書を使ってでも正確に理解すればいいのです。
トレーニングをした上で、意味もちゃんと把握すれば問題ありません。