メモを英語で取る

メモを英語で取る

仕事で英語を使う機会が増えてきたとき、おそらく多くの方が迷うこととして、メモを英語で取るべきか、それとも日本語で取るべきか、というものがあると思います。

使われた言葉は英語だけど日本語で書いた方がピンと来るとか、日本語で会話しているけれど、上司には英語で報告しないといけないとか、結構色々なケースがあります。

この場合、仕事をこなすという観点からはケースバイケースということになると思います。つまり、分かりやすい方で記述して、使うときには別途考える、などということです。

ただ、英語習得という観点からは、言うまでもなく可能なかぎり英語でメモを取るのが望ましいと思います。
英語に触れている時間を多くする、ということは言うまでもありませんが、もう一つ「英語脳」と「日本語脳」の連携という意味で効果があります。

すでにお話ししているように、一番速く英語を身につけるには一切日本語に触れない生活を続けることです。数ヶ月も続ければ、たいていのコミュニケーションはなんの問題もなくできるようになるはずです。

ただ、日本で生活しているとそれは不可能ですよね。
いくら海外連続ドラマがいいと言っても、毎日10時間、1ヶ月続けて見るなんてことができる人はきっといないですよね。

そこで、時間がある時には「英語脳」づくりのために英語だけの環境に浸ることを前提に、その他の時間では「英語脳」と「日本語脳」の連携を図ることが必要になってくると思っています。
その具体的な方法の1つが、日常のメモを英語で取ることで英語と日本語の橋渡しの練習をするというものです。

具体的な例を挙げるとすれば、例えば「1月25日に佐藤さんと会議」と書くときに”Meeting with Sato-san on Jan 25th”と書いてみてはどうでしょう。
あるいはもっと短く、”Mtg. Sato Jan 25″でもいいと思います。

こうやって書いていくことで「英語脳」と「日本語脳」を包摂する一つ上の抽象度での概念の確立が促進されるようになるはずです。
連携が強化されると言ってもいいかもしれません。

最初は周りの人に見られるのが恥ずかしいかもしれませんが、慣れれば気にならなくなります。

けっこう効果ありますよ!