聞き取りにくいこともある

聞き取りにくいこともある

同じ英語なのに、聞き取りやすい相手と聞き取りにくい相手がいますよね。

一口に英語と言っても、それが母国語として使われていても、国ごとに発音や表現はかなり違います。それに、私たちのように外国語として英語を話す人も大勢います。

だから、ある程度聞き取る力が上がってきたと思っても、「あれ、全然分からないぞ」ということが結構あります。
そういう経験をされた方も多いのではないかと思います。

しかも、面白いことにそういった“挫折”的な経験は、「お、少しいけるようになってきたかな」と自分で思い始めた頃に訪れたりします。

私は以前、アイルランド人のお話を聞く機会があって、その方は私たち20名ぐらいのグループに熱心に40分以上話をしてくれたのですが、文字通り一言も分かりませんでした。
あまりに分からなくて落ち込むを通り越してショック状態だったのですが、後で周りの人(大半がヨーロッパ人)と話をしてみると、みんなもかなり聞き取りにくかったとのこと。
“Irish accent…” と言っていました。
もちろん、私が分からなかったのとは違い、他の人は大体の話は掴んでいたようですが。。

ただ、言えるのは、自分が聞き取りにくい時はたぶん他の人も聞き取りにくいということです。
ですから、対面であれば自信を持って聞き直すのがいいでしょうし、講演などで聞き直せない場合には、周囲の人と一緒に「少し聞き取りにくかったです」という会話をしてもいいのだと思います。
「実は私もそうでした」などということになり、いい会話に発展するかもしれませんよ。

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