久野つれづれノート
第一回 Manager Juku:マネージャーの役割
第一回 Manager Juku:マネージャーの役割
第一回のマネージャー塾を開講しました。
名称はManager Juku。
参加してくれた方の反応はまずまずだったと思います。
マネージャーの仕事は成果を生むことです、ということから話を始めたのですが、意外だったようです。
マネージャーの仕事は管理だと思っていたそうです。
マネジメントは、20世紀前半にGMを牽引したアルフレッド・スローンの時代に本格的に確立されたと言われていて、その時期のそれは間違いなく管理だったのかもしれません。
しかし現在のマネージャーは管理をしているわけではありません。
「管理」と「成果を生むマネジメント」の違いを、例を使って説明するとこうなります。
数字は例です。
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「管理」:10人の部下に管理者がつかないと一人ひとりが0.8しか発揮せず、放っておくと8人分の成果しか上がらない場合に、管理者を置くことで1.1人ぐらいの仕事をしてもらって、11人分の仕事をさせる。(管理者1人+部下10人に対して)
「成果を生むマネジメント」:10人の部下にマネージャーがつくことで、一人ひとりの生産性を高めて1.6人分ぐらいの働きを引き出して、16人分ぐらいの成果を上げる。(マネージャー1人+部下10人に対して)
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塾の中では他にも多くのことをお伝えしましたので、少しずつこのブログでも書いていきたいと思います。