2歳の息子が複数の言語を理解して笑っているわけ
このブログは2011年の1月にスタートをしているのですが、当初はどうやって英語が上達するかをテーマにして書いていました。
当時の私の関心がそこにあったのと、価値のあるコンテンツで世の中に提供できるのが英語の分野だったからです。
その後、様々なことに触れながら、途中でMBAの日々についてのウエートが増え、コーチングを習得してからは(依然として向上中とはいえ)このブログ自体を「バーチャルコーチング」の場として情報を提供してきました。
そんな中、久々に語学についてお伝えしたいことあるので書きたいと思います。
2歳4ヶ月の息子のことです。
彼は今、毎日最低3種類、多い日には7~8種類(推定)の言語の勉強をしています。
彼が話すのは大半は「喃語(なんご)」ですので、その内容を理解するのは親の私たちにも難しいのですが、一方で彼は複数の言語を聞いて、明らかに理解しています。
その証拠に、英語を見て笑い、スペイン語で見て笑い、韓国語で見て笑っています。
歌はどの言語でも音程もそこそこよく歌っています。
いろんな言語を理解しているということは、彼が話している「喃語(なんご)」も日本語とは限らないわけです。
では家の中で何語が話されているかといえば99%は日本語で、稀に外国人からの電話の際に私が英語で話している程度です。
では、彼はどうやって日本語の他に英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、韓国語、中国語、その他親には読むことができない文字が使われている、トルコ語と思われる言葉、東欧の言葉と思われる言葉などのリスニングを習得しているのでしょうか?
YouTubeです。
彼は、iPhoneやiPadを使ってYouTubeで自分が好きな幼児向け番組を探して、毎日最低3時間、下手すれば10時間ぐらい見続けているのです。
腕が短いのでどうしてもかなり至近距離で見ることになり、長く見すぎて視力に悪影響がないか心配しています。
控えめに見ても、YouTubeのおかげで彼の英語の発音はなかなかいいです。
他の言語は判定する実力が親にありません。
特に好きなのはPeppa Pigというイギリスのアニメ。
英語版、スペイン語版、そしてよくわからない国のバージョンの3つがポピュラーですが、彼はどれでも同じように大笑いしています。
英語に関しては、Peppa Pigのおかげで明らかに「イギリス英語」の発音です。
よくiPadと言っているのですが、やけに声が深くてくぐもっているのです。イギリス英語らしく。。
今の時代は非常に優れた学習環境があります。
YouTubeで好きなものを探すことを教えたわけではないのですが、気がついたらやるようになっていました。
親がYouTubeを頻繁に見るわけでもありません。
何度か「きらきら星=Twinkle Twinkle Little Star」を見せてあげただけです。
多くて10回くらい。
それでここまで進化する子供すごさと、それを容易にしているテクノロジーに、驚き、そして感謝します。
親は何もしていないのに息子がマルチリンガルになりつつあるのにあまりにびっくりして、久々に語学ネタとなりました。
この先も伸びていけば嬉しいと、親としては思っています。
目が悪くならないように、とも願っています。
語学のお話でしたが、何かのお役に立てば幸いです。