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久野つれづれノート
我慢はダメ? 早起きはhave to?
我慢することが大事だという文化が昔あったのでしょうか。
それとも、今もあるのでしょうか。
コーチングの観点からは”have to”のことは何一つしてはいけないので、嫌なことを我慢するのはなしです。
そこで、こういうことも気になります。
ゴルフに行くのは大好きだけど、早起きはイヤ。
この場合の早起きは”have to”?
この場合はゴルフをするのが”want to”なので、早起きもその一部です。
次に、この会社で仕事をしているのは楽しいけれど、上司から言われた気乗りしない仕事がある。
この仕事は”have to”?
この場合は、その仕事はたしかに”have to”でしょう。
ですが、全体として楽しいなら良さそうです。
ただ、本当に楽しいだけでいいのでしょうか?
考え方としては、その会社で仕事をしていることが「ゴール」に合致していれば、”want to”の一部だと言えます。
もし、会社は楽しくても「ゴール」に合致していないなら、それは本当の”have to”の可能性は高いです。
我慢がいつも悪いとは言えません。
オリンピックを目指す選手が、筋力トレーニングをやっている時、重たいものを持ち上げる際には我慢しているかもしれません。
でも、それは間違いなく”want to”の一部でしょう。
あくまでも、「ゴール」が判断基準なのです。