久野つれづれノート
起業に近いインパクト
30歳の時に組織で働いてみようと思ったのですが、その時にはどれくらい続けられるか心配でした。
「5年、いや、3年続いたらいい方かなー」と思っていたものです。
そんなわけで、最初の5年間くらいは「会社勤め◯年経過!」と数えて、毎年会社勤めを始めた7月20日にちょっとしたお祝いをしていました。
(半分、妻にからからわれていたのかもしれませんが)
いつしか◯年も数えなくなり、今年の7月20日で丸10年を迎えました。
と思ったら、その時点でベンチャーへの参加が決まっている、という自分でもびっくりのスピード展開でした。
まだ小さい企業なので、組織で働くとはいえ、実質的にはまた会社を立ち上げたようなインパクトがあります。
実は私自身はMBAを取得したら起業するものだというイメージが強かった方なので(投資系に進んでマネーのプロになるのももう一方の道でしょうが) 、そろそろ自分の会社を始めるかなー、と言って起業の準備を着々と進めていました。
ところがそんな折、かつて一緒に楽しく仕事をした先輩から大変熱烈な誘いを頂きまして、半年間考えた末にそちらに合流することを決めました。
企業規模はまだ大変小さく、将来の大きな夢のために目一杯頑張っている会社です。
国内のMBAを取得する方はベンチャー志向は高くないような印象を持っています。
でも、やってみると学んだことを発揮できる場面は山のようにあります。
大企業に勤めている時とは桁が違うほど、MBAで得た知識や経験を使う場面があります。
ぜひ一度検討することをお勧めします。
私が尊敬する中国出身の同級生も最近、起業されました。
仲間がいることも心強いです。