四半期のプレッシャーはそれほどでもなかった

四半期のプレッシャーはそれほどでもなかった

新しい会社に入って3ヶ月。
最初の四半期を終えました。
営業の責任者をしていますが、業績は今ひとつ。
しかし、それほど怒られませんでした。

今までの会社では四半期ごとにクビが飛ぶか、ぐらいの勢いがありましたが、今の場所ではそうではありません。
なぜか。

よく考えてみて分かりました。
ニューヨーク証券取引所に上場しているか、否かです。
前のフィリップスもその前のタイコエレクトロニクスも、ニューヨーク上場の巨大企業。
年間の売上が2兆円とか3兆円の企業でした。
四半期ごとの“マーケット”の圧力はものすごく強く、従業員一人ひとりにまでのしかかって来ていました。
10万人以上いる企業で、一人ひとりが市場の圧力を感じているというのはすごいことですが、
そういう中に7年ほどいたので、それが普通になっていました。

今の会社はフランスのマーケットに上場していますが、ニューヨークには上場していません。
その違いなのだと思います。
とっても気楽です。
さすがに年間の数字にはうるさいのでしょうが、これまでずっとやってきた四半期ごとの生きるか死ぬかの騒ぎから解放されるのは、ちょっとありがたいです。