自分の弱みを把握する必要などない

自分の弱みを把握する必要などない

よく客観的に自分のことを認識することが大事だと言います。
自分の強みと弱みを把握して、強みを伸ばしつつ、弱みを克服することが大事だとも言います。

言葉を選んでも言うべきことは同じなのではっきりと言いますが、これは間違っています。

最新のコーチングをベースにすれば、自分自身を客観的に認識する必要はありませんし、弱みを把握する必要もありません。
いいことはなく、むしろ有害です。

加えて言うならば自分自身のことを客観的に把握するなんてことは不可能です。
自分のフィルターを通して思っている自分を見るからです。

そのようなこと、何もわざわざ自己評価を下げるようなことをしなくてもいいのです。

一方、自分の強みを理解しようとするのはいいかもしれません。
ただ、これだって正確とは限りませんが、自己評価を高める効果はあると思いますのでその意味でプラスです。
以前にも書きましたが、ゴールを実現できるかどうかは、ゴールを実現できるという自己評価が十分に高いかどうかにかかっているのです。
大事な自己評価を下げるようなことは必要なく、いかに自己評価を高めるかどうかにかかっています。

あるとすれば、チームメンバーを探す時に自分と異なる強みを持っている人を探すことは必要かもしれませんが、それは弱点を見つめる行為とは異なります。
自分が持っていない強みを持っている人を探せばいいだけです。

何も自分の弱みを分析する必要もないのです。