久野つれづれノート
MBAにチャレンジするか迷っている方へ
MBAというものがどれほど役に立つのか、という根源的な問いを持ちながらチャレンジするかしないかを考えた時期もありました。
ただの学位だから持っていなくても構わない、と思う時期もあれば、プロフェッショナル・マネージャーとしてきちんと訓練を受けたい、と思う時期もあり揺れていたのが正直なところです。
もちろん、時間的な制約、家庭の状況、金銭的な負担など、単に必要か否かという点以外にも考えないといけないことはたくさんありました。
ただ、実際に始めてみて、そしてほぼ卒業が見えてきた段階で言うと、「やっぱりやって良かった」ということしか思いません。
それは確かに昨年の今頃は本当に忙しくて辛かったし、そんな状態が半年も続いたので、途中では「やっぱりこれ働きながらやるのは結構キツイなー」と思いました。
ただ、以前にも書いたように働きながらだからこそ、今日学んだことを明日の仕事で生かせるというものすごいメリットがありました。
これはちょっと予想外でしたが、おかげで日々の仕事が本当に大変に楽になりました。
そしてもう1つ、MBAは確かに実務的な現場力の強化にはあまり役に立ちません。
しかし、すでに実務力をかなり身につけている人が取り組むと、学びは数倍の効果があり、年齢が高いほどその効果は高いと感じます。
年齢が高いことを理由に躊躇される方がいるとしたら、それはとてももったいないと思います。
興味を持ってやってみたいと思ったなら、ぜひ検討されることをお勧めします。
やるやらないはその後で決めればいいと思います。
お聞きになりたいことがあればお気軽にご連絡下さい。