やりたいことだけをやる!?
やりたいことだけをやるべきだ、と言ったら、そんなにうまくは行かない、と思うでしょうか。
信じにくいかもしれませんが、何かを成し遂げた人はそのように生きているようです。
そして私たちもそのように生きることができます。
私はそういう人は何十人も何百人も知っています。
そのように生きる条件は、ゴールを明確に定める、ということです。
ゴールが明確だと、すべてのことはそのゴールに近づくために行いますので、結果、やりたいことだけをやっている状態になります。
なぜなら、ゴールの実現が最もやりたいことであり、そのために必要なことはすべてゴール=やりたいことにつながるからです。
オリンピックを目指すアスリートが、様々な犠牲を払って(周りの人にはそう見える)、厳しい練習を続けているのはゴールがはっきりしているからです。
オリンピックやパラリンピックを鑑賞してそのように感じた方も多いと思います。
そして、もう一つ大事な大事なルールがあります。
ゴールは今の自分の実力をはるかに超えるものでなくてはなりません。
実現できる範囲のゴールでは、やりたいことをやって生きるという段階に到達することはありません。
今の自分では到底手が届かないような、現状をはるかに超えたゴールを持つことでのみ、コンフォートゾーンが大きく動いて今まで見えなかったものが見えるようになります。
そして今まで見えなかったものが見えるようになってこそ、それまで気が付かなかったゴール実現の方法に気がつくことができ、はるか遠くのゴールに近づいていくことができるのです。
現状をはるかに超えたゴールを持ち、追い求めることで、日々の生活はやりたいことだけで一杯になります。
もちろん、そのゴールは誰かに思い込まされたものではなく、自分の心と頭で見つけたゴールでなくてはなりませんが。そしてこれがかなり難しいのですが。
この話は次の機会に。