久野つれづれノート
シナリオ思考
最近、「あ、この人できるな」と判定する基準が自分の中でできてきました。
すごく簡単なのですが、「シナリオ」(あるいはストーリー)を考えている人が一歩抜けた能力を発揮しているようです。
卓越した結果を出している人は必ず流れのある仕事の仕方をしているのです。
単なるアクションアイテムの積み上げで仕事をしていない人たちです。
ところが、要領よく仕事をする人の中には、必要なアクションアイテムをさらさらと書き上げることができるものの、実際に実行する段階になると遅々として先に進まないという人がいます。
そこに流れがないからうまく行かないようです。
実際に進めることを想定してアクションを考えていないのかもしれません。最近、私は具体的にはこんな人を探しています。
・「うーん、シナリオが見えないんですよね」と、提案されたアイディアにケチをつける人
・「こうすると、こうなって、そうするとこうなって」というような考え方をする人
・誰かがアクションを決めていこうとするときに、グズグズとストーリーを考えようとする人そして、そういう人を見つけると「おおっ、いた!」と思い、一人で嬉しくなります。
そういう人は宝です。
そこに流れがないからうまく行かないようです。
実際に進めることを想定してアクションを考えていないのかもしれません。最近、私は具体的にはこんな人を探しています。
・「うーん、シナリオが見えないんですよね」と、提案されたアイディアにケチをつける人
・「こうすると、こうなって、そうするとこうなって」というような考え方をする人
・誰かがアクションを決めていこうとするときに、グズグズとストーリーを考えようとする人そして、そういう人を見つけると「おおっ、いた!」と思い、一人で嬉しくなります。
そういう人は宝です。
ただ、もう一つ気をつけないといけないことがあって、それはフレームワークに関する理解です。
ビジネスの基本のフレームを知らずにシナリオを追い続けると、完全に独自の型のみでのシナリオ展開となります。
ヘタすれば限られた成功体験でのシナリオ思考です。
そうなると応用が効かないので、MBAで学ぶようなフレームワークが不可欠となります。
しばしば、そういう応用が効かない人がシナリオ思考の力によって高いポジションまで登り詰めている場合があり、過去の成功体験が強いだけに、限定されたフレームでシナリオを作り上げ、狭い世界での展開となり、大失敗するケースがあります。
この状況は多くの企業で起こりがちでそこを何とかするのが周りのMBAホルダーたちだと私は思います。
というわけで、私はMBAとフレームワークには非常に高い価値があると信じる一方で、シナリオ思考の力を強く重視します。