世界基準のフレームワーク 5Sとは?

世界基準のフレームワーク 5Sとは?

MBAと言ってもいろいろあると思いますが、私が感じるMBAの価値の一つにフレームワークを徹底的に学ぶというものがあります。

フレームワークが嫌いという人が多いのは知っています。
理由は色々でしょうが、多くの場合、実際に使いこなし方がわからないからだと思います。

職場で使い始めてみたけれど、議論をするメンバー全員がうろ覚えで、途中で頓挫することも少なくないようです。

ただ、実際に使い方を知ると、非常にパワフルです。
しかも、自在に自分でフレームを生み出せるようになると、仕事力は格段に上がります。
この1年間で私はその水準までたどり着くことができたので、最近は仕事のレベルがガーンと高まりました。

さて、フレームワークというと、PPMやSWOT、 5Forceなど有名なものが多数ありますが、実は世の中にはもっと多くのフレームワークがあります。
今日はちょっと意外なものをご紹介しますね。

例えば、職場の5Sはご存知でしょうか?
整理
整頓
清掃
清潔
しつけ

の頭文字を取って職場の5Sと言いますが、これも重要なフレームワークの一つようです。
さすがにMBAでは習いませんが私はメーカーに勤めているので、職場では重要なフレームの一つとされています。
日本の改善が海外に渡ってKAIZENになり、英語になって戻ってきているのです。
ですから、日本の5Sが次のように訳されて、海外のメーカーでは5Sと言われています。

整理(Sort)
整頓(Straigthen)
清掃(Sweep)
清潔(Standardize)
しつけ(Sustain)

嘘じゃないですよ。
本当に5Sは世界基準のフレームワークなのです。
LEAN(SIX SIGMAの仲間)という改善のアプローチの一部として厳然として存在します。

そう考えると「料理のさしすせそ」もフレームワークの一つだと言えるかも知れません。

砂糖(さ)
塩(し)
酢(す)
しょうゆ(せうゆ:せ)
みそ(そ)

暮らしやすくするためにいろいろなフレームワークが世の中にはあるようです。
他にもたくさんありますのでまた次の機会にご紹介します。