実現させる方法 2
前回は前置きが長くなってしまったので、単刀直入に結論から入ります。
(ただ、実は前提条件があるので、結果としてはそれなりに長い話にはなります。)
目標を達成させる方法はとてもシンプルです。
「実現したい世界を目の前に立ち上がらせる」のです。
機器を使ってDVDを再生するように、PC上に画像や動画を立ち上がらせるように、自分が「実現したい世界を目の前に立ち上がらせる」のです。
多くの方は、努力や運によって目標に近づいて行くものだ、と思っているかもしれませんが、実はその逆です。
目標を自分の目の前に持ってくる必要があるのです。
もっと正確に言うと、上記のような「実現したい世界を目の前に立ち上がらせる」という表現になります。
これまで、「頑張れば夢が叶う」「若いうちに努力しておくと後で幸せになれる」といった考え方を教えこまれてきた方にとっては「?」という内容かもしれませんが、実は逆だったのです。
同じ意味でもっと強い効果がある言葉として「ちゃんと勉強しないとあとで苦労する」「子供の頃(若い頃)の努力が足りなかったから失敗した」というようなメッセージもあります。
ここで挙げたような「努力する」→「結果が出る」という物事の捉え方だと、いつもうまくいくとは限りません。
「努力したけれど」→「結果が出ない」ということがかなり多くなります。
実は努力と結果は関係ありません。
心から望んでする「努力」は楽しいので、思う存分楽しめばいいのですが、「結果」と結びつけてしまうと楽しくなくなってしまいます。
本質は、「人は見たいものしか見えない」=「見たいものを見る」という脳の働きと関連しています。(見る以外の他の五感でも同じです)
本当に、心から(脳で)実現したいと思うことは目の前に立ちあがります。
一切の例外はないのです。
願った瞬間に目の前に立ち上がるというほどすぐにではありませんが、願ったことは間違いなく立ちあがります。
なぜすぐに立ち上がらないのか、という話をするとかなり時間がかかりますのでここでは割愛しますが、時間がかかるように見えてもいつかは立ちあがります。
そもそも量子論の考えによれば、時間というものは必ずしも存在せず、過去も未来も現在の中の含まれていて同時に存在しています。
だから実現に時間がかかるということ自体にもあまり深い意味はありません。
先に進み過ぎるとスピリチュアルな世界に入り込むので深入りはしませんが、究極の願い、「すでに死んだ人に会う」ということですら心から願えば目の前に立ちあがります。
具体的には、多くの映画などで描写されるように、夢や幻の中で会うという形を取りますが、私達が生きている(と思っている)物理的現実世界と夢の世界はどちらも存在する世界であり、どちらの中で故人に会っても同じ事だと言えるのが本当のところなのです。
やや難解な話になりましたのでこの辺りで元に戻りますが、目標を実現するためには考え方を逆にする必要があります。
「努力」→「結果」ではなく、
「結果」を目の前に立ち上がらせる。以上。というアプローチです。
これだけだと不十分で、具体的な方法論がもう少し必要なのは承知しています。
方法論は次回書かせて頂きます。
方法論はなくてもできるのですが、私も以前そうであったように多くの方が「努力」→「結果」という考え方に慣れている(洗脳されている)と思いますので、きっと多少の技術を使ったほうがスムーズに前に進めると思います。
なんのこっちゃ?と思う方が多いのは承知の上ですが、長いことかけて、思い込みから抜けだした結果たどり着いた答えです。
様々な分野で先端を歩んでいる方の多くは、語りこそしませんが、当然のようにこのことを知っていて実践しています。
説明するとややこしいので語らないだけで、特に秘密にしているわけでもないと思います。自分で結果を出すことに興味がある方たちは人に伝えている時間がもったいないだけなのでしょう。
ここまで書いてきたように、実際、多少長い説明が必要になりますので。