「どうすれば自分の限界を超えることができるか」という問い
子供の頃、私は大人たちから「あなたたちには無限の未来がある」とか「自分で限界を作る必要はない」という言葉を何度か聞いたことがあります。
とても素直だった私は「そうだよねー、まだ子供だもんね」と思いました。言葉の上ではその時点で私も自分の「無限の未来」を信じていました。
ところが、年齢を重ねていくと段々思い通りにならないことが増えていきます。
「おかしいな。自分に限界なんて作っていないのにな。」というのが実感でした。
さらに年を重ねていくと、さらに思い通りにならないことが増えていきます。
「おかしい!自分で限界を作ったはずはないのに目の前に壁がある!!」
それが日々の実感でした。
そうこうするうちにそろそろ20歳を過ぎて、具体的に社会で何かをしなければならない時期が近づいてきました(この思い自体が社会的な刷り込みによるものなのですが、そのことは別の機会に書きたいと思います)。
どうやら自分は自分で限界を作っているらしい、ということに気がついて「どうすれば自分の限界を超えることができるだろうか」という問いに取り組み始めたのはこの頃です。
その後現在に至るまでの期間、私は常にこの問いについて考え続け、答えを模索し続けました。
世の中で同じようなことで悩んでいる人は多いようだったし、でも乗り越えてうまく行っている人もたくさんいるし、そういったことに関する書籍や講演もたくさんあるようだし、きっと2、3年あれば大体マスターできるだろう、というのが当初の私の予想でした。
ところが、取り組み始めるとなかなか難しくて、少しも思い通りに行きません。ようやく少し分かってきたのが10年後、30歳を過ぎてからで、そろそろモノになってきたかなというのがさらに5年後ですので、当初の予定よりもかなり時間がかかってしまいました。
時間はかかりましたが、最近になって「どうすれば自分の限界を超えることができるか」という問いの答えとその理論的な支えが確立してきました。
私自身発展途上ではありますが、同じような悩みを持っている方も多いと思いますので、徐々に私の考えをお伝えしたいと思っています。
もちろん、ここでお伝えするのは「私がどうやって自分の限界を乗り越えたか」ということではなく、「どうすれば誰もが自分の限界を超えることができるか」という問いに対する答えです。
ですので、ここでお伝えする考え方や方法論を、ご自身のゴール実現のために使って頂くのがまず重要ですが、同時に子供を持つ親や部下を持つ上司などが誰かのために用いて頂くのも効果抜群です。
考え方はシンプルですが、コンテンツは大量にありますので今後少しずつ書いていきたいと思います。
少しでも多くの方にお役立て頂ければ幸いです。