自分の限界を作るもの

自分の限界を作るもの

いきなり結論から書いてしまいますが 、自分の限界を乗り越えるためには、自分で自分の限界を設定していることに気がつくことが絶対に必要です。
以前の私がそうであったように、自分で自分を縛っていることに気がつかずにいると、頑張っても頑張っても元に戻ってしまいます。

コンフォート・ゾーンというのは文字通り私たちが快適に感じるゾーンのことで、物理的な場所はもちろん、情報的な空間も含めて指し示します。
ほとんどの人にとって自宅はコンフォート・ゾーンのはずですし、なじみのカフェや飲み屋さんがコンフォート・ゾーンの人も多いでしょう。
情報的な空間、というのは物理的な場所ではないが、認識できる場のようなものだと思って頂ければいいと思います。
たとえば Facebook に熱中している人はその空間がコンフォート・ゾーンになります。
コンフォート・ゾーンという言葉は 英語圏では比較的一般的な用語なのか、 私も外国人との 会話のなかではしばしば耳にしますが、日本語としてはまだ新しいようです。

実は、自分の限界を打ち破るためにはこのコンフォート・ゾーンに関する理解が不可欠です。
コンフォート・ゾーンの存在こそが私たちを現状に留めようとする力だからです。

誰でも快適な状態を壊したくないですよね。
あるいは快適な場所から出て行きたくないですね。

この、ごくごく普通の感覚が自分自身の限界を作り出しているのです。
そして、このことを心の底から理解できた時、自分を縛りつける限界を乗り越えるための力強い一歩を踏み出すことができるようになります。