久野つれづれノート
窮地のヨーロッパ経済
ヨーロッパの経済は完全に限界に達してしまったのでしょうか。
ユーロを続けていくのは不可能なのでしょうか。
そう思わざるを得ないところまでヨーロッパは追い込まれているように見えます。
フランスの銀行まで危ないと思って市場が乱高下するぐらいですから。
でも、一歩引いてみれば、自国に向く疑い(不信任)の視線をそらすためにユーロを売り浴びせたり、市場に噂を流したり、そういったことをやろうと思えばできますよね。
格下げされたのはアメリカなのに、ヨーロッパがここまで売り込まれるのはおかしいですよね。
もちろん、グローバル化したため、という説明はそれらしい説明ですし、高速売買を行うコンピューターの存在が拍車をかけているのも間違いないでしょう。
でも、何だかおかしくないですか。
不思議ですね。
もちろんアメリカのメディアはヨーロッパの経済の不安定さを騒ぎ立てていますが、それでも、うーんと言わざるを得ません。
引き続きウォッチしていきたいと思います。