コレクティブ・エフィカシーとは?組織の達成力を高める環境を創る

コレクティブ・エフィカシーとは?組織の達成力を高める環境を創る

コレクティブ・エフィカシーという言葉はご存じでしょうか。

コレクティブ=「集合的な」です。
エフィカシーはコーチング用語で「自分のゴールを達成できるという自己評価」を意味します。
コレクティブ・エフィカシーはこれらを組み合わせた言葉で、「集団的自己評価」ともいうべき意味を持ちます。

私は、間もなく卒業する筑波大学のMBAで非常に高いコレクティブ・エフィカシー(集団的自己評価)を 経験しました。

働きながら休日と夜間でMBAをフルでやり切るということはとても大変なことで、高い気力、体力、知性を必要とします。
私が出会った仲間たちは大変高い意欲を持ち、能力的にも卓越しているうえ、お互いに協力し合い、ともに前進することで相互の能力をさらに引き出しあってきました。
たくさんの課題をやり切ってMBAという学位を取得するという強い意志のもと、事情があって卒業時期が少し遅れる人はいるものの、1人も欠けることなく2年間のコースを乗り切っています。

その集団の中にいると、誰もが自分の力を最大限発揮することができ、周囲も目一杯力を発揮しているのを見て、さらに自分も力を出すことができる。
そういった好循環が生まれる素晴らしい環境でした。

こういう場所で全力を出すことができて大変楽しかったです。

グループや組織で何かを達成しようとする時に、コレクティブ・エフィカシーを生み出すことは極めて重要な要素となります。
この場で体験した真のコレクティブ・エフィカシーをリファレンスとしてこれからも好循環を生み出し続けていこうと思います。