成功を妨害する要因

久野つれづれノート

Kazuyoshi Hisano　 2011年6月12日

うまく行き始めた時、気をつけないといくつもの妨害が起きるようです。
理由はいくつもあります。

お役に立つと思いますので、いくつか挙げてみます。

１．うまく行き始めた状態は自分のコンフォート・ゾーンの外の出来事ですので、自分でブレーキをかけてしまう。結果として適切でない選択をしてしまい、失敗する。

２．うまく行き始めた状態は周囲の人のコンフォート・ゾーンの外の出来事であるため、周囲の人が妨害をして、あなたの状態を引き下げようとする。あるいはその雰囲気を感じて、自らブレーキをかけてしまう。

３．上記の2つのコンビネーション。

難しいのは、そういった妨害は大抵とてももっともらしい感じで現れることです。
自分や周囲の人のコンフォート・ゾーンなどとは関係なく、あたかも必然的に起きた障害のような形で目の前に立ち現れます。
その障害が誰かのコンフォート・ゾーンと関係があるなどとは想像もできない場合が多いです。
経験がないと見抜けません。

ですが、経験を積むと見抜けるようになります。
ですから、まず「うまく行き始めた時には妨害が起きる」ことが多いということを知っておいてください。
そして何か妨害が入ってきたときには、「これは誰かのコンフォート・ゾーン」に関係していないか、と考えてみてください。

日本人は「他人のせいにするな」と言われて育っていることが多いので、ひょっとしたらこれは他人のせいかもしれない、と考えることすらしない人もいるようですが、実際には人のせいの場合もあります。
もちろん、自分のせいの場合もあります。
ただ、共通するのはコンフォート・ゾーンが関係していることです。

ぜひ、まずはコンフォート・ゾーンを理解して頂いて、その外に出ると元に戻ろうとする力が働くことをご理解ください。
このことを十分に理解できると、人生で起きる障害を軽々と乗り越えて行くことができるようになります。

今日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。