10年前には分からなかったけどようやく少しずつ

10年前には分からなかったけどようやく少しずつ

マネジメント – 基本と原則 [エッセンシャル版]を読み終えました。
すごく時間をかけて読みました。
目の前に家族がいても、「今ドラッカー読みたいから悪いけどちょっと読ませて」というぐらい熱心に読んでいました。

久々に読み直すと10年前には見えなかったことがたくさん見えるようになっていて、目からウロコぼろぼろ。
同時に、自分のレベルがだいぶ上がったことを感じ、やっと少しはマネージャーになったかな、と思います。
あの頃はちっちゃな事業をほとんど一人でやっていたから、内容が高尚すぎてあまりにも関係なかった、少なくともそう感じました。

並行してもちろん英語でも読み始めたのですが、驚いたのが英語の分りやすさ。
とてもシンプルに書かれています。
むしろ日本語の方が理解に手間取ります。
きっと翻訳の難しさでしょう。
でももちろん上田惇生さんの訳は素晴らしいですので、(今、うえだあつお、と入れて変換したら一発で上田惇生が出たことにちょっとびっくりしました。それほどドラッカーは読まれているのでしょう。)まだ読んでいない方は安心してください。
日本語版でちゃんと理解できます。

繰り返し読みたい本です。
今さらながらではありますが。

それから、以前誰かが「社会に出てからドラッカーを読んでいる賞賛している人は学生時代に勉強していなかった人だ」と言っていたのを聞いたことがありますが、その見解には同意しかねます。
言うまでもなくいい本は何度も読むことでどんどんスコトーマが外れて行きます。
年齢や経験を重ねれば見えるものも変わります。
いつまでも吸収し続けたいものです。

今日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。