世界の英字新聞を読みはじめた

世界の英字新聞を読みはじめた

ブログの内容をより抽象度が高いものにしようと思って、何をしようかと考えて思いついたのが、世界各国の英字新聞を読むということでした。

以前からそうしたいとは思っていたものの、他に時間を使いたいことがあって先送りになっていました。
今回の震災で自分自身の視点をより高めたいと感じ、そろそろタイミングが来たのだろうと思って愛用のkindleでまずは2紙を取ることにしました。

1つがアブダビの”The National”という新聞で、もう1つが”The International Herald Tribune – Asia Edition”です。

中東とアジアの視点で世界を見てみようというチャレンジです。

読んでみると、ネイティブ以外の人が多く読むからだと思いますが、非常に分かりやすい英語で、”The New York Times”と比べてもとても読みやすい文章でした。

内容は、まず両紙とも1面には日本の震災の現状に関する記事が並び、特に原発の最新情報が日本で報道を見聞きしているのと遜色ないレベルでコンパクトに語られていました。
もう一つのビッグニュースはもちろんリビア情勢です。

今までつい先送りにしていましたが、実際にはじめてみてこれは大変に意味がある訓練だと感じました。
英語の訓練だけでなく、抽象思考を高める訓練になります。

例えば、アブダビの新聞では日本から輸入している農産物の放射能をチェックしていることが書かれていて(過去4ヶ月で58,000kgだけだそうですが、日本から輸出していたんだ!と驚きました)、放射能の問題は他の国でも心配の種になっていることが分かりました。

このように今まで想像もしなかったことにこれから出会えるのだろうと思うと、明日から読むのが楽しみになります。
これからも読み続けて、面白い記事があったらご紹介したいと思います。

もちろん、kindleやiPadをお持ちの方は新聞1日分からダウンロードできますから、一度試してみてはいかがでしょうか?

試してみた方はどんな感想を持たれたか教えていただけると私も励みになります。