久野つれづれノート
組織で人の出入りがある時
組織で人の出入りがある時
組織では人が出たり、入ったりする時が重要だと言われます。
どんな組織でも人の出入りはありますが、リーダーがそういった機会にどのようなメッセージを発して伝えるかによって、その後のチームのメンタルやパフォーマンスは左右されるのです。
しかし、このことを逆に考えると人の移動があるタイミングはリーダーにとってチャンスです。
メンバーに方向性を示したり、モチベートするためのコミュニケーションが浸透しやすいからです。
これを脳の仕組みを前提に考えると、以下のようになります。
人の出入りがある=現状が変化する
↓
最初はショックを受けるが、新しい現状に適応しようと努力する
↓
適応しようとしてアンテナを張るので、そのタイミングで発せられるメッセージへの感受性が高くなる
↓
人の出入りがある時のメッセージはしっかりと浸透しやすい
せっかくのタイミングですので、リーダーはこういったタイミングを十分に活用したいものです。
1つだけ気をつけないといけないのは、「いいメッセージ」も「よくないメッセージ」も同じように浸透しやすい、ということです。
ネガティブなコミュニケーションもメンバーの心には深く刻まれるのです。
十分に気をつけないといけない点です。
※プロフィールを日本語で更新し内容を厚くしました。