久野つれづれノート
不足という思い
私たちはいつも物足りないと思っています。
いつもいつも不足だと思っています。
何かが手に入っても、しばらく間は嬉しいでしょうが、次に失うのが怖くなります。
その不安を補うためにもっともっと欲しくなります。
この生き方は楽しいでしょうか?
それとも苦しいでしょうか?
何も「足る知れ」と言いたいわけではありません。
ただ、不足を感じるメカニズムに興味があります。
私たちはなぜこれほど物を欲しがるのでしょうか?
一説によると、私たちは人生のすごく初期の時期に失う経験からスタートするために、不足の思いが強いのだそうです。
私達がもっともっとと思うのは、その不足の思いが満たされないからだと思います。
不足の思いを埋めるには、無条件に愛されることが重要となります。
一番簡単で大事なのは、自分で自分を大切にすること。もっと自分を愛すればいいのに、そう思います。