素晴らしい一冊:ストーリーがある戦略について

素晴らしい一冊:ストーリーがある戦略について

大変素晴らしい本を読みました。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books) という本です。

クラスメートが紹介してくれましたが、自分ではなかなか手に取らなかった本だと思います。

この本を読んで以来、私の頭の中はストーリーについて考え続けています。
MBAの1年目を通して、徹底的に競争戦略の枠組みを学んだ後だからこそ、深く響く素晴らしい内容でした。

本の中では、企業の戦略が単なるアクション・プラン、テンプレートを埋めただけにとどまってしまいがちなことを指摘し、その上で継続してうまく行っている企業はやっていることにストーリーがあることを事例豊富に説明していきます。
単なる企業分析にとどまらず、実際にどうすれば突き抜けた競争戦略を立案・実行できるかについて深い示唆を与えてくれました。

ビジネスマンとしてのキャリアの大半を競争戦略の立案・実行に注ぎ込んできた私にとって、最高の一冊でした。