久野つれづれノート
オサマ・ビン・ラディンの死(続)
その後色々と明らかになってきましたが、アメリカの特殊部隊はオサマ・ビン・ラディンが潜んでいたパキスタンの諜報機関にも見つからないように隠れて情報収集をしていたとのことです。
そして、作戦自体も極秘に行われたようです。
しかも、ほぼ丸腰状態であった相手方を殺害したようで、応戦に合ってやむを得ず殺害したという私の想像は外れていました。
総合的に考えてアメリカの行動は非常に問題が大きいと言わざるを得ません。
パキスタンに黙って作戦を実行したこと自体が国際法に抵触すると聞いています。
また、アルカイダの過去の行いの犯罪性を考えれば、捕らえた上で裁判にかけるべきだったのではないでしょうか。
もちろん、オサマ・ビン・ラディンが生きている場合、奪回のために恐ろしいテロの脅しをかけられたり、実際に行われる可能性もあります。
そういったことを総合的に勘案した上での殺害だったのかもしれませんが、そうなるとますます難しい判断になります。
一国のトップには難しい判断が求められるものですね。
今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。