スティーブ・ジョブズを読みながら思うこと

スティーブ・ジョブズを読みながら思うこと

少し遅くなりましたが、いま、熱心にスティーブ・ジョブズ Iを読んでいます。
どんな情報でも断片だけで聞くと中途半端な知識になり極端な理解になると思っていましたが、スティーブ・ジョブズの場合は断片で聞いたほうがはるかにおとなしくて、ちゃんと伝記を読むとちょっとききかじるレベルの変わり者ではなかったことがよく分かります。
こんな人ちょっといないと思います。

まだ本の前半なので、舞台は70年代後半のシリコンバレーですが、私が育ったサニーベールの地名が何度も登場するので、自分が5歳頃にローラースケートで滑り回っていた時にこんなすごいことが起こっていたんだな、と思うと感慨深いものがあります。

同時に、自分にもこんなことができたら面白かったのにと思います。

小学校の5年生の時に「コンピューターが欲しい」と親にねだってみた(父親は日本の大きなコンピューターメーカーに勤務していた)のですが、当時はまだかなり高価で「コンピュータを扱うには算数ができないとダメだから、まずは中学校までの数学を終わらせてから考えよう」とか言われて、「そんなものかな」と思いながら教科書ガイドで上の学年の算数と数学を勉強して行きました。
しばらくして熱も冷めて、サッカーの毎日の中で忘れてしまいましたが、あの時にコンピューターを手に入れることができていたら違う人生になっていたかもしれないと時々思います。それはそれで面白そう。

次のフロンティアを探そうと決意を新たにするのでした。