久野つれづれノート
経営変革の難しさ
経営変革の難しさ
コッター氏のLeading Change(日本版:企業変革)を何度も読み返しています。
自分が今取り組んでいる経営変革の推進のために学ぶことが非常に多くあるからです。
一番驚くのが、コッター氏が挙げる変革の失敗例です。
必要なステップを踏んできてとても順調に進んできた変革が徐々にスローダウンして、最後には頓挫する、そんなシナリオが次から次へと披露されます。
コッター氏が言うには、経営変革には決して外してはいけない8つのステップがあって、しかもそれらは順番に進めていかないといけないのだそうです。
そして失敗例を読んでいくと、確かにみんな必要なステップを踏み外してしまったケースのようです。
ただ、驚くのはその失敗の多くは経営変革を始めてから数年後に崩れ出すことです。
ある例では、3年目が終わるまで順調だった変革が4年目に入ってから急に崩れだし、その年が終わるまでには変革は完全に停滞し、プログラムのリーダーはクビになってしまいます。
こういう例の存在を知ると、自分が取り組んでいる仕事の難しさを痛感します。
私たちが始めた変革はまだ1~2年しか経っていません。本格的に展開を始めたのはごく最近のことです。
だから、目一杯学びながら先に進む必要があると感じています。
何としても成功させたいと思っています。
また経過をご報告します。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。