背中に冷や汗
Kazuyoshi Hisano
2021年5月12日
「うわ、ついていけなさそうだなー。焦るなー」
と思ったことはありますか？
そして背中に冷や汗をかいたことはありますか
僕は何度かあります。
最初は、大学に入ってすぐの情報処理（要はプログラミング）の授業の時。
自慢することではないけれど、学校に全く興味がなかった僕は授業は遅刻、そして休みっぱなし。
必修なのに行かないものだから、何をやっているのかさっぱり分からず、課題を提出することすらできなかったのを覚えています。
ちゃんと授業に行って、最低限の予習復習をしていれば何とかついていけたと思うのですが、それをしなかったために全く分かりませんでした。
でも、テストに通らないと進級できないので、テスト前には勉強はしますが何しろ基本がゼロなので、全く分かりません。
授業もテストも、「ついていけない」という感じでした。
もちろん完全に自業自得ですが。
他にもあります。
30代である有名な大企業に転職した直後に、大きな会議に参加するために海外出張に行かされました。
転職直後ですので全く力不足でしたが、「行け」と言うので行かざるを得なく、行ってみたものの、周囲の人達は各国の責任者で僕なんぞが発言できる余地は全くありませんでした。
それなのに、日本はある程度世界から尊敬されていたので、「日本ではどうやっているの？」なんて聞いてくれたものの、僕は会社も業界も知らない上、英語も全然できないので何一つ話すことができませんでした。
ああ自己嫌悪。あの時は大変だったー
というように、あなたも「やべ、ついていけない」という体験をしたことがあるのではないかと思います。
その時の対応の仕方によってその人の将来が予測できると言っても過言ではないと思います。
困難に直面しても乗り越えていける人は、
１．顔が引きつりながらもその困難を楽しんでいる
２．いつかこの経験がプラスになると信じている
３．カッコつけずに、どんなに些細なことでも、今できることをやっている
このような態度で困難に向かう人には、どういうわけか運が向いてきます。
ここでどんなに恥を書いても命までは取られない、その確信が重要なのだと思います。
自分の限界を超えるところで勝負をしている限り、ギリギリの場面は出てきます。
ぜひ腹をくくって楽しんでみてください。
