働きながらMBAをやるということ

働きながらMBAをやるということ

夜間の大学院の生活は多忙を極めます。

今は夏休みなのでこうしてオリンピックを見ながら夜更かしをしていますが、 授業があるときは毎晩授業の準備や課題に追われています。

多くの授業にはかなりの量の予習が求められ、宿題の量も多いので、週末だけで全ての課題を片付けることはできません。必然として平日の夜遅く帰宅してから眠い目をこすりながら勉強をすることになります。

結果、週に何度も徹夜に近い状態で勉強を続け、朝起きてよろよろと仕事に行く日々が続きます。
明け方にレポートを提出をすることも5回や6回ではありませんでした。
授業も課題も全て英語ですが、夜中にものすごく眠い時に母国語以外の言語(英語)を読むことほど苦痛なことはないと痛感しました。寝てしまいます。

もちろん私だけがそのような状態だったのではなく、クラスのみんなが同じような状況でしたので、お互いに励まし合いながら何とかやってきました。

このような生活も数週間であれば緊張感を持って頑張れるのですが、これが何ヶ月も続くとなると体力も徐々に落ちていきます。
途中から気力だけで何とか乗り切っていくようになっていきました。
風邪だけはひいちゃいけない、いつしかそれが自分への合言葉になっていました。

この頑張りがきっと将来のためになる、と思ったのか、それとも考える余裕もなくただ突っ走ってきたのか、いずれにしても、クラスのメンバー誰一人諦めることなく、眠い思いをしながら最初の一年目を乗り切りました。

夜間でMBAに通うにはそれなりの覚悟が必要なのだと、一年経ってようやく理解できたのです。