4月入学を含めて3学年共存

4月入学を含めて3学年共存

筑波のMBA-IBは8月入学だったのですが、今年から4月に変わりました。
このことが発表されたのは、東大が9月入学への変更を発表した直後だったので、在校生としては「あら、タイミングが悪いこと」と思いました。

大学の意思決定は、非常に時間がかかるのできっと半年以上かけて承認をもらったはずなのに、先生方も気の毒です。
ようやく東大が世界標準に合わせようと変更するのに(それがいい選択なのかはここでは別の話ですが)、先を行っていた筑波のMBA-IBが待ちきれなかった、ということでしょう。

実際、MBA-IBとしては8月入学だったことでいろいろと不都合があったようです。
日本の大学は4月-3月で予算編成を行うので、8月から始まる場合、翌年の4月以降のスケジュールを固まるのが非常に遅くなります。
通常であれば年間の授業を発表したいところ、外国からの先生を受け入れる予算が確保できるかは、けっこうギリギリにならないと決められなかったようです。

そういった不便に耐えかねて、筑波のMBA-IB が日本基準に歩み寄ったと聞いています。

筑波も東大のどちらも私の母校ですので、 個人的にはどちらの肩を持つことはないのですが、日本の決算期は3月末なので、きっと9月入学は色々と難しいだろうなと思います。

今年からの変更なので、今MBA-IBには一昨年の8月入学、昨年8月入学の2学年に加えて今年の4月入学の3年分の生徒がいます。
先生方も、事務の皆さんも大変だと思います。
そしてこの状態は、来年の7月一杯まで続くはずです。。