経営論

経営論

20代に小さな会社を経営してみて、そこでいくつか決定的に理解していないことに気がついた私は会社に入って学ぼうと思いました。
将来、自分が心からやりたい事業を大きくするために、身に付けるべきことがあると感じたからです。
そのまま続けていてもそれなりに何かになったかもしれませんが、もっと多くの人と関わったほうがいいと思いました。

その後、経営の本質について考え続けながら5つの会社で色々と経験してきた結果、だいたいのことは理解できるようになりました。
かつて、決定的に不足していると思った部分も身につけることができたと思います。
合わせて、途中でMBAやコーチングについても深く学び、知識とスキルを獲得してきました。

ですので、そろそろ自分なりの経営論が確立できてきたと感じ、その内容を世の中に開示していってもいいだろうと思うようにもなりました。
ときおり、時間を見つけて書いていきます。

まずは、経営はヒトなり、ということです。
ヒト、モノ、カネを経営資源と呼んでいた時代がありますが、それは経済学の発想であり、ヒトまでリソースと呼んで資源扱いする考え方です。
欧米系の企業ではきっといまだにそうなのでしょう。

私は、ヒトとモノ、カネをはっきりと分けたいと思います。
経営は、ヒトがするものです。
ヒトがカネを使ってするものです。

そう考えています。
だから、経営はヒトなり、なのです。