脳の上手な使い方を身につけるためにかかる時間

脳の上手な使い方を身につけるためにかかる時間

私は、よく脳の上手な使い方を自転車を乗ることに例えます。
一度覚えてしまうと、なぜか一生忘れない。
その典型が自転車の乗り方だと思います。

自転車の乗り方を身につけるのは、最初は大脳で考えながら体を動かし、その動きが滑らかになってきた頃からは小脳が運動モデルとしてコピーする、というように考えられています。
一度定着すると、いつでも乗れるようになります。

脳の上手な使い方も同じです。
一度、基本となる使い方を習得すると、その後は安定的に上手に使えるようになります。

自転車に乗るのは速ければ1週間、ゆっくりなら数ヶ月かかって身につける感じでしょうか。
脳の上手な使い方の習得には3~4ヶ月ぐらいかかるというのが、私の印象です、

誰でも、それまでの人生で積み重ねてきた「思考のクセ」がありますが、そのクセがほぐれて新しい脳の使い方をマスターするのにかかる時間です。
もちろん、元々とてもいい使い方をしている方もいます。
そういう方は特に速いです。

でもたいていは3~4ヶ月ぐらいはかかります。
長いかもしれませんが、それでももっと長い人生のたった3~4ヶ月間です。

一度身についたら、あとは練習です。
とは言え、脳は毎日使うので生きていれば練習はできます。
心配しなくても日ごとにどんどんうまくなっていきます。

ですから、ちゃんとした技術を持っているコーチにサポートしてもらえばコーチングは必ず効果が出るのです。