本質を感じ取る

本質を感じ取る

いつ頃からこれができるようになったのか、とふと思います。
まだ悩むときはあるけれど、たいていそれは寝不足のときで、元気なときは大体のことは感じられてしまいます。

そうして物事の本質が感じ取れるようになると、むしろ自分が知らないことがたくさんあることがはっきりとわかります。だからもっと学びたくなります。

実際、本質は見抜くものではなくて感じ取るものなので、どうやってそれをやっているのか自分でもよくわからないところがあります。
ただ、抽象度が高い思考を心がけていたら、気がついたらこうなっていました。

私には何人かの先生がいて、その方たちが生きているのを見て、学ぶというか感じ取って来ました。
昨日、そんな先生の一人が亡くなりましたが、高齢なので、残念ですが仕方がないことです。

結局、何かを学ぶ一番いい方法は本当に優れたものにじかに触れることだと思います。
本物に触れることで、無意識は勝手に覚えてしまいます。
私もそうやってきました。
周りの中にある本物を感じるようにしてきました。

もしかしたら現代人は理屈にこだわりすぎているのかもしれません。
もっともっと心で感じるようにした方が、結局分かることが多いかも知れません。

ただ、同時に論理も突き詰めたほうがいいでしょう。
両方やるとバランスが良くなります。

次回は論理の話を書きたいと思います。