適切な時制で話す
ドイツ、オランダ、オーストラリアから合計6人もの外国人が来日して3日間、朝から晩まで会議で英語づくしでした。
今回は私がホスト役で、外国人だけでなく日本から参加した20名のまとめ役も行ったので、結構気を遣いました。
私が働いている会社は英語が公用語なので、ドイツ人もオランダ人も英語が上手です。仕事上のコミュニケーションで困ることはないようです。
そもそも出張してくる人はそれなりに力がある人なので英語ができて当たり前なのでしょう。
ところが、実は丁寧に話を聞いていると、文法力にはけっこう差があることが分かります。
もちろん、少しぐらい文法が間違っていてもしっかり話をすることができる方がはるかに大事です。
ですが、ある程度英語が使えるようになってくると、文法力が話す力の重要な要素になってきます。
特に重要なのが時制です。
意外と知られていないのかもしれませんが、外国人、特に英語のネイティブは時制を適切に使い分けられることが重要だと考えているようです。
現在形、過去形、未来形はもちろんですが、現在完了、過去完了、過去完了進行形などを上手に使って話をすると、相手も「この日本人なかなか英語がうまいな」と思うようです。
ある程度力がついてきて会話に自信がついてきたら、ぜひ時制を意識して話をするように努力してみてください。
ただし、ここでも日本語で文法の学習を行うことはお勧めしません。
レイモンド・マーフィーの世界的に人気の文法学習本、Basic Grammar in Use Student’s Book with Answers and CD-ROM: Self-study reference and practice for students of North American Englishでしたら、英語のテキストで文法を学習できるので英語脳の強化にも最適です。
BasicとIntermediateがありますが、会話に役立つ内容が多いのでBasicから始めることをお勧めします。
※ただし過去完了はIntermediateにしか載っていないのでご注意下さい。
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