「ゴールドビジョン®リーダーシップモデル」とは何か

「リーダーシップ」という言葉には、正直言って面倒臭さを感じていました。
なかなか望ましいリーダー像を提示できないからです。

「状況による」
「様々なスタイルがある」
「生まれつきだ」
「後天的に伸ばせる」
など、どれもその通りだけど、結局どうすればいいかわからない、という状況が長く続いています。

一度、授業を持っている大学で「リーダーシップの講義を行ってもらえませんか」という依頼を受けて、準備を進めていました。

結局、生徒の数が少なくて開講になりませんでしたが、次の学期には断りました。

忙しかったのもありますが、もう一つの理由は、リーダーシップについての本をいくつか読んでみて「これの何を教えればいいんだろう?」と思ったからです。

誰かが提唱したことを、何も僕が教えなくてもいいかな、と思いました。

どうせなら、新しいモデルを作って世の中に出そうと思ったのです。

 

経営やマネジメントの経験は豊富にありますし、MBAも学び、CEOコーチング®、コーポレートコーチングを通して経営者のマインドは理解しています。

ゴールドビジョン®の3つの力は、リーダーが必ず持つ必要がある要素をカバーしています。

 

ただ、一つだけ、気になっていることがありました。

それは、最近、優しすぎるリーダーが増えていることです。

「結果にコミット」という言葉が流行るのは、それが珍しいことだからかもしれません。

結果を追い求める人が珍しくなりました。

もちろん、まだまだ結果にこだわるタイプの人は大勢いますが、それでも以前より減りました。

 

理由は、明白。

社会が豊かになったからでしょう。

そして、結果にこだわらないタイプの「ゆとり世代」の人数が社会(社会人)の中で増えてきたことも間違いなく影響しています。

若手なので決定的な影響ではないでしょうが、それでも、そういうタイプの人が周りにいれば、先輩たちの「なんとしてもやり抜く」というマインドは弱まります。

 

ですから、僕は、自分のリーダーシップのモデルには、この「結果にこだわる」という項目をどうしても入れる必要があると感じていました。

「結果にこだわる」の対極は、「周囲に優しく」です。

「結果にこだわり」すぎて、周りの人に厳しくなりすぎても少し違います。

 

そこで、この2つをモデルの土台として、必ず身につけたいリーダーの性質(資質)として据えました。

2つとは、

「人を重視する姿勢」「思いやりと気遣い」

「職務に対する真摯さ」「成果を上げる決意」

です。

 

その上に、間もなく発表する「フィードフォワード」を置き、さらにその上にゴールドビジョン®の3つの力を置くことで、包括的なリーダーシップモデルの完成です。

 

ただ、ゴールドビジョン®の3つの力は、まだ誰もが知るものではないので、MBAの教科書に入っても誰もが理解しやすいように、3つの力を、6つの要素に「開き」ました。

「方向性を示す」

「気づきを与える」

「情熱/エネルギーを与える」

「自身を持たせる」

「模範を示す」

「人と関わりチームを育てる」

の6項目です。

 

この「ゴールドビジョン®リーダーシップモデル」をフルに活用している企業は業績が伸び始めています。

詳しくはこれから少しずつ発表していきたいと思いますが、まずはこの場で「ゴールドビジョン®リーダーシップモデル」の完成を発表させていただきます。