まじめな人ほど陥りやすい落とし穴 Vol.5~力を借りる方法~

まじめな人ほど陥りやすい落とし穴 Vol.5~力を借りる方法~

過去の記事で、この5つの項目のチェックが少ない人 が成功しやすいと、書きました。

私は、
◻ あまり失敗しないほうだ
◻ 周囲からの評価が高いほうだ
◻ やりたくないことは先に片付けてしまうほうだ
◻ できるだけ一人で頑張るほうだ
◻ 目の前のことを一生懸命やっていれば、お金は後からついてくると思う

今日は、4つ目の項目です。

正直言いまして、こういうタイプの方は案外多いです。
「できるだけ一人で頑張る」という方です。

言うまでもなく、一人で頑張らないほうがいいです。
人の力を借りたほうがいいです。

ただ、ここで言う「人の力の借り方」を勘違いしている人もいます。
私も若い時に、こういうのを読んだことがあります。

『とにかく頼んでみることじゃ。頼んでみることをしないで諦めている人がどれほど多いことか』
とか
『思いが通じるまで、頼み続けることです』
とか。

言いたいことは分かるのですが、これを真に受けてしまうととんでもない失敗をすることになります。
誰かの力を借りたいのならば、先に十分に貢献している必要があります。
このことを知らないで、人から求めるばかりの人がいます。
これでは何かを得るのは難しいです。

話は逸れましたが、「一人で頑張る」のはやめて、「仲間」と一緒に進むのが重要です。
「仲間」とは、コーチングでいうところの「コレクティブ・エフィカシー」を発揮し合える相手のことです。
つまり、「あなたならできる」「お前ならできる」と言い合える仲間のことです。

ひがんだりするような人とは仲間になれませんので、適当な距離を置いて付き合う必要があります。
逆に、心から応援してくれる人とは親しくして、その方にできるだけ貢献しましょう。
この時に見返りを期待して貢献するのではうまくいかない、ということも付記しておきます。

成功するために、「仲間」と進むと圧倒的にスピードが上がります。
そういった仲間を探すところから始めるという人もいるかもしれません。
これは昔あったドラゴンクエストなどで旅の仲間を探すプロセスにそっくりです。

焦ることはないですが、「仲間」を見つけて、一緒に旅立つことがオススメです。

次回に続きます。
次はいよいよ最終回です。