まじめな人ほど陥りやすい落とし穴 Vol.3~自己評価と他者評価~

まじめな人ほど陥りやすい落とし穴 Vol.3~自己評価と他者評価~

過去の記事で、この5つの項目のチェックが少ない人 が成功しやすいと、書きました。

私は、
◻ あまり失敗しないほうだ
◻ 周囲からの評価が高いほうだ
◻ やりたくないことは先に片付けてしまうほうだ
◻ できるだけ一人で頑張るほうだ
◻ 目の前のことを一生懸命やっていれば、お金は後からついてくると思う

今日は、2つ目の項目です。
自分が「周囲からの評価が高いほうだ」と思っている人は、エフィカシーが低い可能性があります。

エフィカシーとは、心理学の用語で、コーチングでも頻繁に用いられる重要概念です。
私たちはエフィカシーを「ゴールを実現するための自己の能力の自己評価」と定義付けています。

エフィカシーが高いということは、自分のゴールを実現できると自分で信じているということです。
信じたことは実現します。
ですから、エフィカシーが高いのはゴール実現のためにとても大事です。

では、「周囲からの評価が高い」というのはどうでしょうか?
これは、そう思っている本人が、「他人からの評価を気にしている」可能性を示唆しています。

他人がどう思うかなんて、一切気にしないのが実は理想的です。
「自分の評価は自分でする」と思っていることが大切なのです。

ということで、
◻ 周囲からの評価が高いほうだ
にはチェックがつかないほうがいいと言えるのです。

もちろん、実際に実力がある人は間違いなく周囲からの評価は高いでしょう。
ですが、そのことに目を向けているうちは本当の実力が身についているか、十分に吟味したほうがいい、と言えるでしょう。

次回に続きます。