出版を通して体験した「餅は餅屋」の意味

出版を通して体験した「餅は餅屋」の意味

おかげさまで無事に『ゴールドビジョン』が発売となりました!
大勢の方に予約していただいたおかげで、まずまず好調なスタートを切れたようです。
本自体も、アマゾンで注文された方へも届き始めているようで、また、 主要な書店での展示もされているようです。


丸善本店(オアゾ)と
有隣堂ヨドバシAKIBA店

本を出版することは、今年の一つの大きな目標でしたので、ひとまずここまで来たことに安堵しています。
一年前は特にアテがあったわけではないので、この事自体は大きな成果だと思います。

それはさておき、今回出版を通して多くのプロの方と仕事をさせていただいて、とても勉強になりました。
それはこういうことです。

本を作っている数ヶ月間の間、私は慣れないため、毎日大きなプレッシャーを感じながら過ごしていました。
本文を書くのも、直すのも、新しいアイディアを追加するのも、図表を入れるのも、校正者からの指摘に答え対応するのも、締切までに直しを戻すのも、どれもとても大変でした。

ですが、関わってくれた編集の方たちは、いとも簡単に私がやっている仕事をこなしています。
これにとても驚きました。
プロは違う、と心から思ったわけです。

極めつけは、本が完成した後に編集の方からいただいたこの言葉です。
「これまでに何冊も作ってきましたが、ありえないくらいのスムーズさだったので、かえって実感がわかず・・・」
これは私が本について一生懸命考え、どんどん内容を良くしていったことや、締切に間に合うように頑張ったことなどを褒めてくださったのだと思うのですが、

いやいやいやいや

「スムーズ」だなんてとんでもない。
こちらはフラフラになってかろうじてやっていました。

それが「スムーズ」に感じたのですから、さぞかしたくさんの修羅場を経験しているのだろうと思うのです。
こういうのを毎月たくさんこなしている、出版関係の方は「すごいなー」と心の底から思います。

「餅は餅屋」

この言葉をしみじみと噛み締めた半年間でした。

追伸、共著で次の本の出版が決まりました。また時期が来ましたらご報告いたします。