英単語力の強化:モチベーションアップには
改めて英単語のボキャブラリーを増やしたいと思っています。
そう思ってはいるのですが、Reading、Listening、Speaking、あるいはWritingと比べて少し億劫に感じるのは否定できません。
単語力アップは結構エネルギーがいると私は感じていました。
その原因の一つに、自分自身のゴール設定が影響していると、今気がつきました。
私は、現在の自分のボキャブラリーに不満を感じつつも、圧倒的に満足できる水準の自分をイメージしてはいませんでした。
結果として、
【現在のボキャブラリー】=コンフォート・ゾーン
となっていて、そのままの状態が固定化されてしまっていました。
ボキャブラリーアップのエネルギーを生み出すためには、
【満足できる水準のボキャブラリー】=コンフォート・ゾーンとなる必要があります。
ゴールの状態が実現されたことを鮮明にイメージできればそうなります。
この状態になれば、【満足できる水準のボキャブラリー】が当たり前になるので、脳がそちらを維持しようとして無意識にそちらに向けた活動を促してくれます。
また、ドリーム・キラーの問題もあります。
ドリーム・キラーは読んで字のごとく、夢をつぶしてしまう人のことですが、「良かれと思って」を含めて誰もが前に進もうとする人を無意識で遮ってしまいます。
それは、周囲の人と一緒に構築しているコンフォート・ゾーンがある中で、急にある人だけが先に進んでしまうと自分のコンフォート・ゾーンが崩れてしまうので、このことを避けようとして起きる生物の本能的な行動として存在します。
誰もがごく自然に他人のドリーム・キラーとして振舞ってしまうのです。
ほとんど本能的なことなので、しっかりと訓練を積んだプロのコーチ以外は誰でも他人のドリーム・キラーになります。
ですから誰かが「もっと英単語をたくさん使えるようになりたい」と言ったとすれば、「それだけ出来るんだから、そんなに頑張らなくてもいいんじゃない。」と言うわけです。
言い方のバリエーションは他にもたくさんあります。
「健康が大事」「趣味が大事」「日本人なんだから日本語こそ大事」などと言って、「だからそんなに頑張らなくてもいいのでは?」と言ったことがあるのではないでしょうか。
無意識のレベルで相手のゴールを引き下げるための方法はいくらでもあるのです。
すべては無意識が行っているので、しかも多くの場合は「良かれて思って」言っているのですが、私たちは知らないうちにドリーム・キラーによって目標実現を妨害されてしまっているのです。
英語を身につける方法論はいくつもありますが、目標を実現ための方法論を知っていると知らないとでは大きな差が出ます。
モチベーションが上がりにくい理由を、自分の体験を通して発見したので、共有させて頂きました。
具体的なボキャブラリー・アップの方法論についても近日中に書かせて頂きたいと思っています。
今日も読んで頂きましてありがとうございました。