「理屈はわかるんだけど、そんなにうまくいくのかな?」という方へ

「理屈はわかるんだけど、そんなにうまくいくのかな?」という方へ

いま、日々伝えている考え方をまだ自分が学んでいた頃、「理屈はわかるんだけどそんなにうまくいくのかな?」と思うことがありました。

今、同じように新しい方法を学ぼうと私の話を聞いてくれる方と接していると、当時の私と同じような疑問を持っているなと感じることがあります。

そういった方は「理屈はわかるけど」というくらいですのでしっかりと理論を学んでいますし、「わかるけど」というくらいですから納得してもいるのでしょうが、なぜかどこか信頼できない。

何が信頼できないのでしょう?

自分の経験からそれは実は、自分のことが信頼できていないからだと思っています。

この方法のやり方はとてもシンプルで、ゴールを定めて、そのゴールが実現したという臨場感をしっかりと高めると、必ずそのゴールの実現に近づきます。
壁のスイッチを押せば照明がつくように、手順通りにやれば確実にうまくいきます。
「あくまでも個人の感想ですので、結果には差が出る場合がございます」というようなこともありません。

きちんと理論を学んだ方はおそらくそこまで理解しているのだと思います。
でも、その上でまだなんとなくどこか信じられない。
「そんなにうまく行くのかな?」と。

だとすれば、やっぱり自分のことを信じきれないのだと予想できるのです。
少なくとも私はそうでした。

では、そういう方はどうしたらいいのでしょうか?
もっと理論を学べばいいかと言うと、確かにそれは必要ですが、一番必要なのは体験することです。

無意識にとって一番説得力があるのは体験です。理論や考え方を用いてみて自分の毎日に変化を起こしていくことで、無意識は少しずつ納得していきます。

多くの方は外からの制限に身を委ねることに慣れ過ぎているので、その制限を解除して自分の内側から変化を起こしていく力を高めていく必要があります。

実際に自分の毎日に変化を起こしていき、自分の内側から変化を起こしていけるのだということを自分で信じられるようになる必要があるのです。

自分のことを信じられない原因は子供の頃から今までの経験に原因があるのですが、その結果として下がってしまった自分への信頼を高めていくために、少しずつ無意識を説得していく必要があります。

ですので、なんとなくどこか信じきれない時の対処法は、方法論を用いて自分の毎日に変化を起こしていくことです。
これを早くやれば、自分の確信も早く高まります。

シンプルすぎるかもしれませんが、案外物事の本質はシンプルなものです。

簡単に言えば、「まあ、やってみましょう!」ということです。
まずは学んだことを使ってみましょう。