プランに疑問を感じるとき

戦略(Strategy)立案が自分の仕事の中心になってからすでに10年以上が経っていますが、なかなか納得いく回答が見つからない期間が長く続きました。

MBAを通して、そしてその前に学んだことを生かして、かなりの程度それなりのStrategyを立案することができるようになっていましたが、本格的に自分が考えることや発言することに自信が持てるようになったのはごく最近のことです。

きっかけは「ストーリー」を強く意識するようになったことです。
すでに書いたようにフレームワークは大変便利で、これを活用することで 、それらしい戦略を組み上げることはできるのですが、そういった案を自分で考えたり、人がプレゼンしているのを見るにつけ、「一つ一つは分かるんだけど、それって本当に結果につながるの?」と思わずにはいられないことがほとんどでした。
そして、そのように懐疑的に感じる案はほぼ間違いなく失速して、自然消滅しています。

何かが足りないことは分かるんだけど、どこが足りないかピンポイントで指摘することはなかなかできなかった、それが以前の自分でした。
特に上役のプランをバサッと斬るほどの深い洞察に瞬時に至ることはできていませんでした。

ところがところが、最近の自分は誰が言ったことであっても足りないところが浮かび上がるように見え、それこそその気になれば「バサッ」と斬ることすらできるようになったのです(もちろん、そのようなことはしませんが)

間違いなく1年間筑波MBAで苦しんだおかげです。
そして「ストーリー」の重要性を認識することができたおかげです。

まだまだ至らない自分ですが、とりあえず日々の仕事では確信を持ってレベルが高いアウトプットを出すことができるようになりました。

どのようにしてこのレベルに至ったのか、そういったことをこれから少しずつ書いていきたいと思います。