MBAでは教えてくれないこと

20代の頃、自分で会社をやっていた時期に神田昌典さんの著書やセミナーで起業家としてビジネスをやっていくことを徹底的に勉強しました。
神田昌典さんは、上智大学を出て外務省勤務の後でウォートンでMBAを取得し、外資系企業を経て独立、当時は中小企業向けにコンサルティングを行なっていました。

神田さんは、ご自身がMBAを取得した経験から、「MBAは小さな会社にはあまり役に立たない」と公言していました。
その理由は、「MBAでは顧客を獲得する方法を教えてくれないから」でした。
小さな会社は日々の顧客獲得が最優先の課題なのです。

確かに私が所属するMBAでも顧客を獲得する方法は教えてくれません。
アントレプレナーの授業もありますが、会社の作り方やビジネスプランの書き方は教えてくれるものの、顧客を獲得して売上を上げる方法は教えてくれません。
キャッシュを獲得する方法を教えてくれないのです。

ですので、会社を経営するためには、いかにして売上を上げるかを別のところで経験して習得しないといけません。
MBAホルダーが自分の事業で成功するために、様々な知識やスキルと合わせて、営業力が必要なのです。
もちろん、それまでの仕事人生で一度でも営業を経験していれば何とかなると思います。

MBA取得後に事業を立ち上げようと思っている場合には、今のうちに志願してでも営業を経験することをお勧めします。
どのような形でも構わないので、売る側の立場に立って知恵をしぼることで、顧客の気持ちがわかるようになります。