次年度の予算策定:フレームワーク大活躍

私が勤務する会社はヨーロッパに本社がありますので、多くの企業同様12月末決算となっています。

そのため、先月頃から次年度の予算策定のプロセスが始まり、今日は丸1日使って来年のマーケティングプランを聞きました。
私はSales Managementの一員なので、マーケティンググループが作成したプランを聞かせてもらって、営業の目線でコメントを伝える役目です。

そこでの議論を反映してマーケティンググループはプランを磨きあげてグローバルのマーケティンググループやビジネスユニットと議論を進めます。

関心したのが、ヨーロッパの本社が用意したプランニングのためのテンプレートにはここぞとばかりに様々なフレームワークが駆使されていた点です。

さすが本社のプランニングの連中はしっかりとMBAとしての基本を知っているのでしょう。

具体的に列挙すると、

・SWOT分析
・イノベータ理論
・STP(Segmentation-Targeting-Positioning)
・AIDMAの法則
・4P
・ビルド・アップ・チャート
・ボリュームチャート
・スタックドコラムチャート

などです。

そして話を聞きながら、私は「うーん、SWOTの作り方がちょっと違うなー」とか「ここはCross SWOTをやって欲しいな」とか、「VRIOを当てはめるとどうだろう」とか「ブルーオーシャン・ストラテジーの価値曲線を使ってみればいいのに」とか思いながらメモを取っていました。
思ったことをそのまま言うとカドが立つので黙って聞いていましたが。

そういうことを言うとMBAは嫌われてしまうので、自分がやるときに黙って当然のように使いこなすのが平和なやり方だと思うのです。
もちろん、聞いた分析結果があまりにも違う感じなら放ってはおけませんが、大丈夫そうだったのでおとなしく聞いていました。

今回登場したのはこの程度ですが、おそらく本社でももう一段上のCorporate Strategyのグループではさらに多くのフレームワークを駆使しながら選択と集中について議論していることでしょう。
さすがグローバルな会社です。(本社は遠くの存在なのでちょっと他人事)

同時に、こういう知識を持って日本で規模が小さい会社にコンサルティングを提供すると仕事になるのかな?とちょっと思ったりもします。